屋外シャワーはご自宅での使用はもちろん、別荘やリゾート施設などのプールサイドや庭でも便利な設備。設置を考えたときに気になるのが費用ですが、シャワーの種類や設置方法によって大きく異なります。この記事では、簡易シャワースタンドから高級ユニットシャワーまで、タイプ別の費用や工事のポイントについて詳しく解説します。

屋外シャワーの費用の考え方

屋外シャワーは、商品自体の価格だけでなく、設置に必要な工事の有無や使用環によってもかかる費用は変わってきます。ここでは4つのタイプの屋外シャワーをご紹介します。それぞれの特徴を把握しておくことでご自身にぴったりのモデルを選びやすくなるでしょう。

簡易シャワースタンド

簡易シャワースタンドは、水道ホースをつなぐだけで使用できる手軽なタイプです。厳しい暑さが続く夏でも、ミストが出るタイプを設置することで簡単に涼を取ることができます。特別な工事を必要とせず、庭やテラスにすぐに設置できるため、比較的導入コストを抑えたい場合に適しています。夏場だけ使用し、冬場は収納しておきたい方にも向いています。
本体の素材にはプラスチックやステンレスが使われており、価格の幅もさまざまです。

固定式タイプ(水道管と接続)

ここでは、水道管と接続し地面や壁に固定するシャワーの例をご紹介します。

・ シャワー機能付き水栓柱
庭などに設置することも多い水栓柱にも、シャワー機能を備えているモデルがあります。地面に固定して使用するため、簡易シャワースタンドに比べて安定感があり、日常使いに適しています。
シャワーヘッドがホースでつながっているモデルは、庭の散水やペットの足を洗う際に便利でしょう。水栓柱は高さ1m前後のものが多く、足元で使用するものが一般的ですが、中にはシャワーに特化した背の高いモデルもあります。

・ 建物の壁やエクステリアの工作物に取り付ける
建物の壁やエクステリアの工作物などに直接取り付けるタイプの屋外シャワーです。
お好みのシャワーヘッドや水栓レバーなどの取り付け位置を自由に計画できる点がメリットで、建物や工作物と一体となったこだわりの屋外シャワーづくりに適しています。

上記の2つどちらも、本体の素材にはステンレスや真鍮が使われることが多く、サビにくい仕様になっています。
設置には水道管への接続工事が必要になる場合があるため、その分費用も変わってくることに留意しましょう。

固定式タイプ(既存水栓と接続)

プールサイドや庭にシャワーを新設したい時、屋外の水栓とつなげて利用できる固定式のモデルが便利です。既設の水栓から給水をする場合は、水道工事の費用を抑えられます。
このタイプのシャワーは設置場所を比較的自由に決められるため、プールサイドや庭の雰囲気を変えたい時にも手軽に導入できます。

アルケマデザインのソーラーシャワーは、既存の水栓から給水ができる固定式タイプのシャワーです。展開しているデザインについての詳細は、以下のページをご覧ください。

固定された屋外シャワーを快適に使用するためには足元の水はけを良くすることがポイントで、専用の排水パンや排水溝の設置、または足元に簀子を置いたり砂利敷きにしてみたりといった工夫が必要です。屋外シャワーの設置の際はこれらの費用も含めて検討しましょう。

ユニットシャワー

ユニットシャワーは、壁や床がセットになったシャワーユニットです。屋根や囲いがあり、屋外でもプライバシーを守り使用できるのが特徴です。簡易シャワースタンドや水栓柱タイプと異なり、独立したシャワースペースとして設置されます。ある程度広いスペースが確保できる場合、屋外シャワー設置の選択肢の一つとなるでしょう。

家庭用としてだけでなく、キャンプ場や海沿いの施設でも活用されています。脱衣スペースが付いたモデルもあり、着替えやタオルを置く場所を確保できるのも利点です。

設置には、給水・排水工事のほか基礎工事が必要となり、工事期間や費用も商品によって大きく変動します。

リゾート施設や別荘向けに設計されたデザイン性の高いモデルは、一般的なユニットシャワーよりも、使用する素材や設備が充実しているのが特徴となっています。

オーダーメイドで設計する場合は施工期間や工事費も増える傾向にあります。設置場所の環境によっては、地盤改良や排水設備の強化が必要になるケースもあるため、導入前に専門業者へ相談すると安心でしょう。

 

設置方法別の特徴と工事のポイント

屋外シャワーの設置方法も、費用や工事の有無に影響します。庭やテラスに手軽に設置できるものから、本格的な独立型シャワーユニットまでさまざまな選択肢があります。どの方法を選ぶかによって工事の内容も変わるので、予算や目的に合わせて検討するとよいでしょう。

庭やテラスに設置する場合

簡易シャワースタンドや固定式シャワーを設置する場合、既存水栓から給水するタイプは、比較的低コストで導入できるでしょう。

水栓柱タイプは、水道管と接続するため、あらかじめ専門業者へ設置場所や費用について相談をしましょう。
庭やテラスに簡易シャワースタンドや水栓柱があると、庭の散水やペットの足洗いなど多用途に活用できて便利です。砂利や排水マットを敷くと水はけがよくなるため、その分の費用も見込んでおくことが大切です。

壁付けシャワーを設置する場合

家の外壁やエクステリアの壁にシャワーを固定する方法です。見た目がすっきりし、屋外スペースを有効活用できるのが特徴となっています。

設置には外壁の防水対策や配管工事が必要になるため、その分の費用を見込んでおきましょう。建物を建てる際や外構計画の際に同時に壁付シャワーの計画も進めることで、配管を目立たなくする工夫もできます。工事の費用を抑えることにもつながり、よりスムーズに設置ができるでしょう。

独立型シャワーユニットを設置する場合

独立したシャワールームを設置する方法です。ユニットバスのように組み立てられたシャワールームの導入は、大規模な建築工事を行う必要がありません。

ただし、基礎工事が必要になるため、設置前に十分なスペースを確保することが重要です。温水シャワーを使用する場合は、給湯設備の設置も必要になり、さらに費用がかさむ場合もあるので、事前に施工業者と相談が必要です。

高級リゾート仕様の屋外シャワーを設置する場合

リゾート施設や別荘向けでは、デザイン性や快適性を重視した仕様が採用されることが多いでしょう。

高級素材や設備のオプションを多用する場合、費用はさらに上がる傾向があります。フルオーダーメイドのユニットシャワーの場合は、地盤改良や配管・排水設備の強化も必要になることがあり、トータルで大きな予算が必要になるでしょう。

 

設置費用を左右するポイント

屋外シャワーの設置費用は、設備の種類や設置方法によって変わります。これらのポイントを把握し、予算に合った選択をすることが大切です。

水道・給排水工事の有無

庭やテラスなどにすでに水道設備が整っていれば、比較的、屋外シャワー設置へのハードルは下がります。新しく配管水道管を引く必要がある場合や水道管と接続するタイプのシャワーを設置したい場合は、専門業者による工事が必要になるため、その分の費用を見込んでおきましょう。

水道の配管が地中に埋まっている場合は掘削工事が必要になるため、追加費用が発生することがあります。また、水はけをよくするために排水溝などを設置したい場合も、工事が必要になることがあります。あらかじめ専門業者へ相談をしましょう。

温水対応の可否

屋外シャワー利用時に温水を浴びることができるとより快適性が増すのではないでしょうか。温水シャワーを導入する場合は、給湯設備が必要になるため、その分の費用を考慮しなければなりません。

給湯設備にはガス給湯器や電気温水器があり、それぞれランニングコストが異なります。太陽光を活用すれば、電気代を抑えながら温水を使えますが、天候によって水温が安定しない場合があるため、補助的な加温設備を考えておくと便利です。

世界で初めてソーラーシャワーを導入したアルケマデザイン

アルケマデザインは、革新的なエコデザイン製品を中心に展開するイタリアのブランド。
機能性、持続可能性、デザイン性を兼ね備えた革新的なソーラーシャワーを提案します。

メーカーによる加熱試験では、外気温が27℃の環境で、12℃の水が1時間で30℃以上に温められることが確認されており、効率的な温水生成が可能です。詳しくは以下のページからご覧ください。
アルケマデザインについて

デザインと素材

シンプルなステンレス製のシャワーは比較的安価で耐久性があるため、屋外での使用に適しています。ただし、直射日光を受け熱を持つとやけどの危険があるため、設置場所を考慮する必要があるでしょう。

木製のシャワーは、ナチュラルな雰囲気があり、庭やリゾート施設などの景観に馴染みやすいです。ただし、防水加工が必要で、定期的なメンテナンスをしないと劣化しやすいという特徴があります。石材を使用したシャワーは、高級感があり耐久性にも優れますが、価格が高くなる傾向があります。

このように、素材によって価格だけでなくメンテナンスや耐久性が変わります。

 

設置に関する費用も踏まえて屋外シャワーを選ぼう

屋外シャワーは手軽に使える簡易タイプから本格的なユニットシャワーまで、さまざまな選択肢が展開されていますが、シャワーの種類によって設置にかかる費用は変わってきます。デザインや機能だけでなく、コスト面もしっかりと検討し、ぜひご自身にぴったりの屋外シャワーを見つけてみてください。