庭やプールサイドにシャワーがある生活を想像してみたことはあるでしょうか。アウトドア活動の後や暑い季節に、手軽に汚れや汗を洗い流せる屋外シャワーは暮らしをより快適にしてくれるでしょう。このコラムでは、屋外シャワーのメリットや活用シーン、種類や設置時のポイントなどを詳しくご紹介します。
屋外シャワーを導入するメリット
屋外シャワーは自宅や施設の快適性をアップしてくれる設備の一つです。ここでは屋外シャワーを導入した場合のメリットを見ていきましょう。
砂や汚れを室内に持ち込まない
屋外シャワーがあることで屋内を清潔に保ちやすくなります。海水浴やプールの後に砂や塩分を流せるため、床や家具が汚れにくくなるのです。特に小さなお子様やペットがいるご家庭では、砂や泥が室内に入り込むのを防ぐ手段として役立ちます。
ガーデニングや庭仕事をした後も、手足や衣服、道具などに付着した土や肥料をすぐに洗い流せます。外で汚れを落としておくことで家の中の掃除の手間を減らせるでしょう。さらに、キャンプ用品やアウトドアグッズを片付ける際、あらかじめ泥やホコリを落としてから収納できるので、メンテナンスも楽になります。
夏場の暑さ対策として活躍
暑い季節には、手軽に涼をとるのに屋外シャワーが役立ちます。日差しを浴びて火照った体に水を浴びると、効率よく体温を下げられます。水が蒸発するときに熱を奪う「気化熱」の働きで、短時間でもスッキリとした爽快感を得やすいでしょう。
庭やベランダでの作業後にも、手軽に汗を流せる点が魅力です。屋内の浴室を使うよりもスムーズで、特にスポーツやアウトドアの後、すぐに汗を洗い流したいときに重宝するでしょう。
プールを清潔に
家庭用プールを利用するときには、入る前にシャワーを浴びることで水質を清潔に保ちやすくなります。プールの水を汚れにくくするためには、体についた汗や日焼け止めを事前に落とすこともポイントの一つです。また、泳いだ後にもシャワーを使えば、塩素や砂を洗い流せるため、肌や髪のダメージを抑えられます。
屋外シャワーの活用シーン
屋外シャワーは、日常のさまざまなシーンで活躍する便利な設備です。リゾート感のある演出から実用的な用途まで、幅広い使い方ができます。ここでは、具体的な活用方法をご紹介します。
プライベートリゾート空間の演出
デザイン性の高い屋外シャワーを設置することで、自宅でもまるでリゾート施設のような雰囲気を演出することが可能です。庭やテラスの雰囲気を引き立てながら、実用性も兼ね備えたアイテムとして活用できるでしょう。タイルやウッドデッキと組み合わせると、よりこだわった空間に仕上がります。
スポーツ・アクティビティ後のリフレッシュ
例えばゴルフやサーフィンなどのアクティビティをするための別荘やリゾートエリアに設置された屋外シャワーは、運動後のクールダウンにも適しています。特に、海に入った後は塩分を落とすことで肌の乾燥やベタつきも防げます。
他にも、ウッドデッキや庭でのヨガやストレッチ後、シャワーで汗を流し適度に体温を下げることで、運動後の疲れを和らげる効果も期待できるでしょう。
ペットのケアに
ドッグランや公園でペットと遊んだ後、屋外シャワーで足や体に付いた泥やほこりをさっと洗い流すことで室内にスムーズに戻ることができ、床やソファが汚れる心配も少なくなります。フットシャワー機能のあるものを選ぶとより便利でしょう。
屋外シャワーの種類と特徴
用途や設置環境に応じてさまざまな種類が展開されている屋外シャワーの中から、どれが自分にぴったりのものか分からなくなることもあるのではないでしょうか。ここでは、屋外シャワー選定に役立つ、種類とその特徴についてご紹介します。
固定式シャワー
建物の外壁や庭にしっかりと設置するタイプのシャワーは安定した水の供給が可能です。あらかじめ計画された配管へ直接つなぐため、水圧が一定で快適に使用できます。
・住宅の外観や庭の雰囲気に合わせて、タイル、ステンレス、ウッドなど、デザイン性の高い素材を選べます
・ 継続的に水を供給できるため、日常的な使用に適しています
・家庭の庭やテラスはもちろん、キャンプ場やスポーツ施設でも多く採用されています
・設置には配管工事が必要になる場合もあるため、あらかじめ設置場所を決め、建物の計画と同時に進めると良いでしょう
しっかり固定されているため、頻繁に移動させる必要がない場合に適しています。住宅や商業施設の景観に馴染むデザインを選べば、統一感のある空間を作れます。
移動式シャワー
水道ホースに接続するだけで使用できるタイプやタンク付きのポータブルタイプのものも見かけることがあるかもしれません。これらの屋外シャワーは、使わないときは片付けられるため、スペースが限られた場面でも活用しやすいでしょう。
・設置工事が不要で、必要なときだけ簡単に使用できます
・収納できるため、オフシーズンはコンパクトに管理できます
・持ち運びしやすく、キャンプや海水浴、屋外イベントなどにも活用できます
・水道がない場所でも、タンク付きタイプなら使用が可能です
簡易的なシャワーが必要なシーンや、特定の季節だけ利用したいときに便利です。アウトドアや旅行時、また災害時に活用できるモデルもあります。
温水対応シャワー
ガスや電気、太陽光などを利用して水を温めることができ、寒い時期でも快適に使用できるタイプです。年間を通じて屋外シャワーを利用したい場合に適しています。
・ 温度調整ができるタイプを選べば、季節を問わず快適に使用できます
・キャンプ場やアウトドア施設など、より多くの人が利用する場で活躍します
・電気式とガス式があり、設置環境や使用頻度に応じて選択しましょう
・太陽光を活用する場合、環境負荷を抑えられます
温水が使えると、冬場でも屋外で快適に過ごせます。特に、寒冷地では温水対応のタイプを選ぶことで、より利便性が高まるでしょう。
アルケマデザインの屋外ソーラーシャワー
アルケマデザインは、革新的なエコデザイン製品を中心に展開するイタリアのブランドです。機能性、持続可能性、デザイン性を兼ね備えた革新的なソーラーシャワーを提案します。
固定式のため、事前にどこに設置をするか検討しておきましょう。アルケマデザインの個性豊かなデザインのシャワーは、プールサイドなどのアクセントに最適です。
シャワー本体に水を貯め、そこに太陽光が当たることで貯水された水が温水に変化する仕組みとなっています。自然エネルギーで温水を供給する、非常に環境に優しい製品です。詳しくは以下のページからご覧ください。
設置時の注意点
用途に合わせてどんな種類のシャワーを設置するか決まったら、シャワーの素材やデザイン、また、より詳しい設置場所を検討したくなるのではないでしょうか。ここでは設置する際の注意点をご紹介します。
排水設備の確保
屋外でシャワーを使用すると、大量の水が排出されます。水たまりができたり、周囲の環境に悪影響を及ぼしたりといった懸念があるため、適切な排水設備を整えることが大切です。
地面に適度な傾斜をつけることで、水が自然に流れやすくなります。さらに、排水溝や浸透マスを設置すれば、効率的に処理できるでしょう。庭のレイアウトと調和させながら、排水経路を確保することも重要です。特に芝生や植栽が近くにある場合、水が溜まりすぎると根腐れの原因になりますので、流れをコントロールする工夫が必要です。
プライバシー対策
屋外にシャワーを設置する際は、周囲の視線に配慮すると安心して使えます。特に住宅地や人目につきやすい場所では、適切な目隠しが必要になるでしょう。
柵や植栽を活用すれば、自然に視線を遮れます。高さのあるフェンスやスクリーンを設置することで、シャワーエリアのプライバシーを守りやすくなるはずです。設置場所を工夫し、建物の陰や庭の奥まった部分を活用することで、視線を気にせず使用しやすくなります。
耐久性の高い素材を選ぶ
屋外で使用するシャワーは、雨風や気温変化の影響を受けやすいため、耐久性のある素材を選ぶことが大切です。
ステンレスやアルミはサビに強く、長期間使用しやすい素材です。特に湿気が多い場所や海沿いでは、塩害の影響を受けにくい素材を選ぶと劣化を防ぎやすいでしょう。防水加工が施された木材を使用すれば、ナチュラルな雰囲気を演出しつつ、耐久性も確保できます。